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2008年10月 7日 (火)

一見変化は少ないが

森谷木工、出動日。

引き伸ばし機が1台増えたので、3台まとめてのせる台を作る。たかがそれだけで、大仕事になってしまった。

そのわけは・・・

1台増えると途端にワークスペースが狭くなる。解消するには台の高さを高くして立って作業する方法に。すると今度は引き伸ばし機の揺れに注意をしなければならない。

一から全て作り直す。なんと「床の補強」からだ。

土台の部分までむき出しにし、防音マットの上に、2×4木材で書斎並みの床補強を作る。床と台の間を少し空き空間にすることで、人が動いても振動を台に伝えない工夫もした。

高さ90センチ弱の台は立ち作業にはちょうどいい。焼き込みもやりやすいし、ピント合わせでも腰が痛くない。なかなかいい感じだ。

LPLが2台、フジが1台、フォコマートが1台、オメガが1台。いつの間にかたくさんになった。

APJさんと共に何かできることがあるんじゃないかと、相談もしているところ。ここから化学変化が起きるとうれしい。

おさらいで、この暗室が出来る経緯を少し。

キッカケは東京都写真美術館で講師をつとめたこと。そしてこんな気持ちで動きだしやや気持ちも揺らぎながら、でも、男気あふれる方が引き伸ばし機を担いできてくれたりもうひとり横浜のダンディーがフジの引き伸ばし機を担いできてくれたり職人Hさんの心意気で塩ビの流しを作ってもらい、皆さんの熱い気持ちに後押しされてなんとかやってきた。

その後も「愉しさを知ってもらう場所」という信念は揺るぐことなく、モノクロ写真につきまとう妙な議論とも無縁。森谷の元ではじめて暗室に入ったという生徒達も、今では一人前の風格だ。地方から駆けつけてくださる方も多い。

その種は、別の場所でまた小さな芽を出し始めているときく。そんな話題が出ると、本当にうれしくなる。

・・・一方で、時代の変化は猛スピードのようで。フィルムカメラ自体使ったことがないと言う人が多くなった。次は、そこだ。「初めてのフィルムカメラ」・・・なんか考えよう。

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